月次アーカイブ: 7月 2014

歯科医院へ行くと、治療の準備や手伝いをしてくださるスタッフさんがいますよね。
優しくいたわってくれたり、素早く仕事をこなしていたり、
気の重い病院での治療の中では、とても心強く感じる方も多いのではないでしょうか。

あのスタッフさんは、「歯科助手」または「歯科衛生士」といわれる方で
歯科助手には正式な資格はなく(民間団体による認定資格は存在します)
歯科衛生士は国家資格です。

歯科助手と歯科衛生士の役割の違いとして
「診療補助」は歯科衛生士にしかできません。
この診療補助は、患者の口腔内での補助作業をさします。
歯石を取る、歯の詰め物の研磨などの業務です。

歯科助手は、患者の口腔内での作業は行えません。
診療補助以外の「診療介助」は行えます。
歯型をとる印象剤をつくったりなどの、口腔外での手助けや
実際に口の中に手を入れない、バキュームを使った行為などは
歯科助手が行っていることも多いようです。

歯科助手と歯科衛生士それぞれの役割は、診療補助を除いて
重なっている病院が多いですが
受付、事務、片付け、掃除等の業務は歯科助手へ、
診療解除、診療補助は歯科衛生士へ、
といった明確な分け方をしている病院もあるようです。

歯科助手は、資格が必要ないことから未経験で転職する方に人気の職業にもなっており
先輩スタッフから「笑顔」と「気配り」が大事、と教わることも多いのだとか。

また歯科衛生士は、専門の教育現場で衛生士の三大業務として
・予防処置
・保健指導
・診療補助
を学ぶといいます。
(もちろん、この他にもさまざまな細かい専門教育を受けているわけですが。)
現代では、歯科医療は「治療を行う」から「予防医療」へと変わってきつつあり、
衛生士はその患者サポートの部分を大きく担ってくれているわけです。
病院では待つの時間が多かったり、
治療自体は怖く感じるものですし、医師の話は難しいし、、
治療部分だけではなく安心を感じることのできるスタッフさんが
いるだけで、気持ちが楽になりますね。
歯科医院では治療するだけではない、とわかると、
手遅れにならないうちに病院へ行くことができそうです。